ワーキングホリデー Q&A



ワーキングホリデー Q&A

他掲示板でしてきた2年分のニュージーランド生活とワーホリに関する質疑応答の総集編。
オークランドが話の中心です。
どこにでも書いているような基本的な質問(通貨等)は省いています。
文字が小さくて読みにくい方は、インターネットエクスプローラーの場合は、ツールバーの「表示」→「文字のサイズ」→「大」で、文字の大きさを調整できます。
 
 
一年の気候を教えてください。
語学学校の相場はいくらくらいですか?どんなところがおすすめですか?
お小遣いも含めて、だいたいいくらくらいあれば生活できますか?
語学留学にいきたいので、英語について何かアドバイス下さい
日本人が多いオークランドは英語の勉強にはよくないとききましたが…?
できればシティに住みたいのですが、フラットメイトは募集してますか?
ワーホリで仕事は簡単に見つかりますか?
治安はどうですか?
保険は入っていったほうがいいですか?
ワーホリに行くのに、高いエージェントに申し込んでも、現地サポートを受けるメリットはありますか?
あるいは、一番安くて安心ないい方法があったら教えて下さい。Important!
住むにはどの街がおすすめですか?
NZの郊外のドライブについて教えて下さい。
NZでの車の買い方を教えて下さい。
食べ物で持ち込めないものは何ですか?
バックパッカーに泊まりたいので、探し方を教えてください。
ワークビザを取りたいんですが、可能でしょうか?
NZは仕事が少ないと聞きます。仕事は簡単にみつかりますか その2
ツアーガイドになりたいのですが、資格や、有料の講習を受ける必要があるのですか?
新卒でこちらに来て仕事があるかどうか?
単純労働でワークビザが取れるかどうか?
NZの結婚について教えて下さい。
IELTSの参考書について
携帯は、日本から持っていったほうがいいですか?
オーペアはどうでしょう?
NZから日本への安い航空券の買い方は?


                                                                                                                            
Q   一年の気候を教えてください。
A 冬―5月6月7月8月
寒いです。天気のいい日の昼間はあったかくなるので、トレーナーでも過ごせたりもしますが、雨降ってる朝晩なんかは分厚いコート着てもいいくらいと思います。だから脱ぎ着がしやすいもので、あったかいものがいい。

東京の1.2月のようには冷えないけど、大体みんなこっちはあったかいと想像して薄着でくるから実際より恐ろしく寒い国だと思うらしい。東京の11月の一番あったかい日と12月の一番寒い日を想定すればいいと思います。(一日の朝晩でそのくらい温度差あったりします)

春―9月10月
9月が、日本の4月と思ってまず間違いなし。
9月頭から桜が咲き始め、8月と違って明らかに春めいてくる。でも曇ってて、気温の低い日はまだけっこう冷え込むって感じでしょうか。
だから10月が日本の5月。ゴールデンウィークのころを考えてもらって、かなり暖かい可能性もあるし、薄ら寒い可能性もあるってこと。
さらに10月頭から夏時間になり、日の入りが急に7時半ごろになる。
ニュージーランドは一年中気温はそれほどは変わらないけど、日差しが強いので、オークランドではめちゃめちゃ晴れればたとえ9月でも(現地の人は)半そでかトレーナーでいけちゃう日もあるし、曇ってて寒ければセーターにフリースもいることもあります。
南島はさらにこっちより寒いと思います(冬にいったことないのですが)。
  
初夏―11月12月
  日もどんどん長くなってきて、晴れてる日はすごい日差し。時々1週間くらいまとまった雨がふることがある。運がよければ1.2週間晴れが続きます。基本的に完全に晴れた日なら、こっちの人はすでに半そでで過ごしたりしてます。日本人でも薄手の長袖とかトレーナー程度で平気な日もある。かわりに雨がふってぜんぜん晴れないときの朝晩は冷え込むこともあります。
  
タダでさえ一日の温度差が激しいニュージーランドですが、この時期はとくに太陽のあるなしと朝晩で気温がかなり違います。11月ごろ一週間つづく梅雨のような雨が降ることがあります(でもそれは一年中可能性ある)。海などの、水のアクティビティは11月だと日本人にはまだ寒いでしょう。
  というか、真夏でもどうせ水は冷たいので、我慢できればやっちゃっても平気です。ちなみに白人は丈夫なので、真冬の7.8月でも平気で水のアクティビティやってます。

真夏―1月2月3月
NZの真夏です。
でも一番暑い日でも、30度はこえませんし、日本の真夏のようにはなりません。日陰にいければ、まったくエアコンの必要性なし。高原の夏のような感じ。ただし、日差しがすごいので、車なんかは焼けるように暑くなります。
一年でもっとも雨が少ない時期ですが、数日まとまって降ることもあります。でも、3週間くらい見事に晴れ続けることも。

秋―4月
まだ日中は薄着でいけます。日本の9-10月くらいかな。

うだうだ書きましたが、四季はあるものの、NZの四季は日本のようにははっきりとはしていません。
特に北島は、いつでも春か秋のような気温になる可能性を含む、ゆるゆるの涼しめの夏と暖かめの冬の連続と思っていいと思います。

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Q   語学学校の相場はいくらくらいですか?どんなところがおすすめですか?
A フルタイム(一日五時間)の相場が約350ドル〜のところが多いです。ハーフ(午前中のみ)はだいたい250ドル前後。探せば安いとこはありますが、いわゆる語学学校はそんなもんです。
  
私は三ヶ所学校にいきました。一つ目は上に述べたいわゆる語学学校で、やはり週300ドルでした。二つ目は語学学校だけど経営が韓国人系のところ。値段がちょっと安かったので。先生もよかったし私は好きでした。三つ目はコミュニティといわれるところで、これは他に比べるとほんとに安いです。だいたい現地の高校等の施設の中で行われてて、普通の語学学校とちがい、永住者もけっこうきてるので年齢層がばらばらだったりします。

でも結局先生のあたりはずれがすべてです。いい先生にあたれば安いコミュニティだって満足するし、週400ドルのとこに行ってもいまいちな先生にあたることは十分ある。日本の普通の学校と同じです。
どこの学校に行くにしても、一般よりExamコースみたいなもののほうが、授業は厳しくなります。

そして、最初のクラス分けテストまでがんばって、できるだけ上のクラスに入ることが重要ですね。
日本人は文法できても、面接でぜんぜん喋れず中級以下にされることも十分あるから。以前ワーホリ中にであった東大君は、初中級に分類されてましたよ…東大に受かるほどの文法力ありながら。

 学校を変えるのは簡単だから、始めお金のあるうちに一ヶ月とか普通の語学学校にいっておくと、似てる境遇や年齢の人がおおいから友達もできるし情報も集まるのでいいと思います。それで、なれたらいろんなところに変えてみてもいいのではないでしょうか。

 情報収集できるところは必要以上にあるので心配ありません。現地の情報センターが熾烈な争いを繰り広げてるほど。そういうところに入り浸るのはどうかと思うけど、ちょっと聞いてみる分にはいいかもしれません。或いは、聞かないでも、そういうところに行くと、日本語の情報誌がおいてあって、語学学校がめちゃくちゃたくさん宣伝をのせているので、自分でそれをみて授業見学に行ったりして決めてもいいと思います。


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Q   お小遣いも含めて、だいたいいくらくらいあれば生活できますか?
A お答えするのがほんとにむずかしいです。最低の水準が人によってちがうから。

 どのくらい買い物するかとか、食べるか、で何倍も違いますし。お昼をちゃんと食べれば毎回10ドルかかるけど、安くすますなら5ドル、夜の残り物をお弁当箱につめてくか、サンドイッチを作る等すればお昼はほとんどかかりませんし。それだけで一週間で70ドル違うわけです。
 フラット代は安いところで100ドル程度、130〜140出せば、けっこうきれいなところに住めます。同じ値段なら、シティからはなれるほどきれいなところに住めます。
 
買い物も、しなければそれですむし、服もセカンドハンドで済ませれば一着5ドルとか10ドルですけど、ちゃんとしたとこで200ドルのスカート買って、デューティーフリーでブランドもの買って…とやれば、日本と変わりません。
 
 あと交通費は住む場所によりますが、一ヶ月定期が最短距離なら50ドルくらい、それ以上なら確か120ドル程度です。

自炊を基本とすれば、スーパーでけっこう食べたいものを買ったとしても、一人月1000ドルで生活するのは、それほどきついことではないと思います。
家賃120ドル×4週間=480ドル、交通費=120ドルとすれば、1週間100ドル食費に使えるわけですが、自炊だったら、ぜったいに1人で100ドル分の食材は食べきりません。
 
 旅行もホテル使えば高いですが、バックパッカーにとまれば一泊18-20ドル程度で、高速代等も一切ないので、私が自分で山登りなんか行くときは、普通の食費とガソリン代(たいていリッター1.00ドル-1.20くらいで推移)で、充分な旅行ができます。ただし、バンジージャンプで100ドル、ラフティングで150ドル、乗馬で50ドル…とやれば別です。やりたいことであまりにも違ってきます。


[補足]
yasaiたまたま今日買い物したものを撮影してみました。カボチャ2個、玉ねぎ2キロ、ジャガイモ5キロ、にんじん1.5キロ、とトマト1袋、これで10ドル40セントでした。やっす〜。
野菜のシーズンによってはもっと高いときもありますし、スーパーで買ったら、もっと高いです(スーパーではジャガイモが1キロで1.7ドル程度なので、メインの大手スーパーならジャガイモだけで8ドル50セントしてしまう)。車があって、シティから20分程度はなれた安い中国人やインド人の八百屋、マーケット等で買い物すれば、野菜が高くないときには、このくらいの価格が実現でき、自炊すればほんとに節約できます。


チキン
安売りのチキンのモモ肉。2.1キロで6.34ドル。安いー!





yasai レシート 同じく別の日に買い物したものを撮影してみました。太ネギ、細ネギ、ほうれん草、レモン2個、トマト1袋、玉ねぎ2キロ、大根1本、レタス、キーウィフルーツ2袋、これで14ドル10セント!。
(今回はレシートもつけてみました)
繰り返しますけど、どこのスーパーでもこのような価格で買えるというわけではありません。

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Q   語学留学にいきたいので、英語について何かアドバイス下さい
A 語学留学の人にいっつも言うのはとにかく「少しでも日本で英語の勉強してこい!!」です。
こっちにくればできるようになるとか、自分が変われると思ってる人もいますが、今、そこで、日本で勉強できないなら、こっちに来ても同じです。そうは人間簡単には変わらないものです。
1.2ヵ月後に、いる場所はニュージーランドに変わっていても、やっぱりそこにいるのは同じあなた自身だから。

 とくに、私が必ずしたほうがいいと思ってるのは
@自分が一度習ってるはずのことは全部復習しとく→要するに文法とか単語なんかのこと
Aぱっと口に出せるフレーズを出来るだけ暗記しておく→
例えば「ありがとう」といいたいとき、「Thank you」は誰でもすんなり出てくると思うんですが、そのくらい口からあっさりでるフレーズを増やすということです。
「Can you hung on a second? 」→ちょっと待って、とか「Please put me through to the Manager」→マネージャーにつないでください、とかこんな感じの短いのでいいので。会話がすごく楽になります。

 リスニングだけはこっちできたえるしかないけど、他のものについては勝負はすでにはじまってると思うから。今からそれががんばれれば、学校で少しでもたくさん話したりしたくなると思います。

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Q   日本人が多いオークランドは英語の勉強にはよくないってききましたが…?
A 私はオークランドにしか住んだことがないんですが、両方に住んだ友達の話だと、一番日本人が多く見えるのはチャーチだそうです。人数にしたらオークランドの方が全然多いと思うけど、オークランドは一応全人口の四分の一が住む都市なので、その都市の全人口対日本人の比率はチャーチの方が高いそうです。

私はオークランドがすきなのでここにずっといるわけですけど、学校の数が多いので実際選択肢は多いと思います。仕事も多いし。日本人が多いと言ってもどんな生活をするかは自分次第ですから。学校で日本人以外の友達も作って、ホームステイで家族と話して、現地人経営のお店で働く!等環境は自分でどうにでもできます。日本人多くても、現地人のがもっと多いんだから。

だから、他になにがしたいか(スキーとかつりとかサーフィンとかガーデニングとか何でも)によって決めるのがいいのではないでしょうか。ほんとの田舎以外はどこでも日本人はいるし、都市と言ってもどこもそれほど大きくないし、自然もどこでもあるし、住めば都な気がするのがほんとのとこです。  

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Q   できればシティに住みたいのですが、フラットメイトは募集してますか?
A シティにフラットしているというのはあんまり聞きません。多分高いという以上にフラットがあまりないのだと思います。
  
フラットできるとしたら、やはり相場の週100ドル前後よりは高めになります。友達でシティに住んでる人はみんなアパートです。シティ中心は一軒家はあまりありませんから。アパートだと大体週250ドルとか300で住めるので、お金持ってる人はそういうとこに住んだりもします。友達と二人でシェアしたり。ただしフラットと違ってすべて家具とか食器とか買わねばならないし、電気代や水代も自分で払うので、見た目より高くついてる気がします。

それでも、仕事によっては、バス代を払って郊外に住むよりはいいから、とアパートを好む人もいます。
  運がよければシティのフラットメイト募集もたまに見ますがそういうアパートの一室に入るような場合が多いですし、募集自体が少なめだとは思います。ほとんどの人はシティからバスや車で10分〜40分くらいのとこに住んでます。

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Q   ワーホリで仕事は簡単に見つかりますか?
A   仕事は、日本人経営のレストランやおみやげ物屋なんかならいつも募集してます。日本人向けの掲示板や新聞などで簡単に見つけられます。でもこういうのは時給はすごく安くて税込みでだいたい9ドル前後が相場です。

現地人の経営のところの時給は安くてもだいたい12ドルからだし、英語の勉強にもなるのでお勧めと思いますが、彼らは別に日本人のワーカーが絶対欲しいわけではないので、雇ってもらうには自分で「使ってください!」と主張できる英語力は必要です。

 きちんといいお給料(と言ってもたかが知れてますけど)で雇ってもらうには、英語力か、何か特別な技能がないと難しいですね。コックさんとか車の修理できるとか、美容師とか、営業が得意とか、そういう人はいずれ仕事は見つけられますが、そうでないとやっぱりレストランか土産物屋関係が多いかな…。

 社会経験がない場合、専門職や技術職につくのは無理だと思います。こちらは日本と違って、雇ってから何か教えてあげようという姿勢はほぼなく、「出来る人を雇います」という感じだからです。だからワーホリの間の資金調達の手段としてバイト程度に考えているならレストランのウェイターとかで問題ないかもしれませんけど、割ときちんとしたところ、と考えると難しいですね。

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Q   治安はどうですか?
A   道を歩いていて危ないと感じるようなことはとても少ないですが、最も多いのが@車上荒らしA空き巣狙い、のようです。自分の責任でそういうことが起こることも多いので、最低限の防犯はやっておけば、そういう目にあう確率はそれほど高くないとは思うのですが。私がこの国に来てから聞いた犯罪について(すべて直接の私の友達の被害のみ)書いてみますね。
  
@学校の友達S。マウントイーデンに夜遊びに行き、車に鞄を置きっぱなしにしたら鞄ごと持っていかれた→私は車の、外からみえるところには絶対荷物は残しません。車上荒らしが多いのも、夜のマウントイーデンの治安の悪さもわかってること。彼女が悪い。
  
Aクリーニングを取りに行く一瞬のすきに車を盗まれたJ→一瞬だと思ってかぎをかけていなかったという彼の問題。

Bバッパーのドミトリーで、二十万円くらいもっていたが、同室のマレーシア人に全部盗まれたA→なんでそんな大金もったままバッパーのドミなんかに泊まって、しかも鞄を部屋に置きっぱなしにするんだー!

C車に荷物を置きっぱなしにしたまま海に遊びに行き、帰ってきたら窓ガラス割られていたK→@に同じ

D私のホームステイファミリー。しかも私も現場にいた。夜中にみんな起きてるのに裏口から忍び込んで、ホームステイマザーがたまたま人影に気づいて叫んだので、ほとんど何も取らずに逃げた。→これはたまたま狙われたというか、仕方ない気がする…。
  
 ほんとに身近な人の例はこのくらいで、私は最低のこと(荷物は車に残さないとか)やってるせいか、運がいいせいか、まったく何も取られたりしたことはありません。確かに日本に比べたら多いかもしれないけど、日本だって私は二回も自転車盗まれるし(かぎかけても)。

 1ついわれているのはこの国はマオリの人の犯罪率がやはり高いということ。偏見は持ちたくないけど、やっぱり教育率がちょっと低いとか、生活保護を受けてるとかの確立が、マオリの方が高いのは事実で、最近では幼児虐待の確率がマオリの間で高いと新聞で問題になってます。でも白人とか、アジア人とか、関係なく犯罪者はいるんだろーけど。

 空き巣の問題では、やっぱりきちんとカギをかけたり、夜遅く帰るときは、部屋の電気をつけっぱなしにしておく等、気をつけてます。
私がよく思うのは、これだけ家が密集してる中で、その家が狙われたというのは本当にたまたま運が悪かったということの他に、なにか犯罪者を呼び寄せる要因(大勢で住んでるからカギが開けっ放しのことが多いとか)があることが多い、ということです。
だから私はカギは絶対かけるし、夜中でかけるときは電気つけっばなしにするし、車に荷物も残さないようにしてるので、それでも被害にあったら、ホントに運が悪かったといえると思うのですが。

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Q   保険には入っていったほうがいいですか?
A  私の場合は、日本での保険は高いけど、とりあえずは入っとかないと心配でしょうがないから、と思って、日本で半年分だけAIU留学・ワーホリ・駐在保険   ニュージーランド保険に入っていきました。半年あれば現地の保険調べて、自分で聞いたり、加入したり出来る余裕もできると思って。
(当時とは商品体系が違って、まったく同じものはないですが)

結局、日本でAIUのに(ごそごそ…今、前の保険証だしてきた)37,940円払ってるのに、こっちで入った現地の保険には残りの半年で300ドル弱でした。申請して2ヵ月くらいで、チェックが送られてくる仕組みです。日本の保険会社の場合、受け取りが日本になるんですよね。そこが違いますが。

もちろん日本の保険なら、日本語で対応してくれるだろうし、一概にこっちをすすめるわけではないですが、自分で多少なりとも申込書書いて、病院で領収書もらったりという英語ができれば現地での保険のほうが多少安いです。

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Q   ワーホリに行くのに、エージェントに申し込んで、現地サポートを受けたほうがいいですか?
A  私は基本的には業者いらない派です。料金は、悪いところは相当上乗せしてますよ…。日本で「成功する留学」とか私もいろいろ読みましたが、今料金見たら現地価格と比べてあまりに高くてびっくりしちゃう。

初めてで何もなしで来るのが不安なら、私がおすすめしたいのはこの方法です。

@安いインターネットでの学校申し込みなどを使って1ヶ月分とかだけ、学校とホームステイを申しこんでとりあえずこっちに来ちゃう。
 →これをするといいのは、たいてい語学学校には空港からホームステイ先まで連れてってくれるサービスがある(有料でも100ドル程度)。初めての国で、知らないホームステイ先や、ユースに全部の荷物持っていくのは大変なので最初は是非利用しましょう。

Aそしてその1ヶ月の間に、その学校がよければ一ヶ月でも二ヶ月でも延長すればいいし、あわなければ学校かえればいい。延長も、違う学校の申し込みも、ただ受付行って、入りたいと言えば、すぐクラス分けテストして次の週にでも入れてくれます。たいがいのところで授業の無料見学も可能ですし、お金も現金持っていって、受付で払うだけです。何の手数料もいらず、ほんとに簡単です。日本で調べるより学校数も多いし。

Bその最初の一ヶ月の間は情報集めに頑張って、クラスの友達に必要な情報の手に入る場所を教えてもらい(いっぱいあります)、日本の情報誌がどこで手に入るか教えてもらい、いいフラット情報を聞いて体勢を整えればいいと思います。
(ただそういう簡単に情報が手に入るところは日本人がいっぱいいて英語の勉強にはよくないので、とりあえず最初の体勢を整えるのにだけ利用して、後はほどほどにして入り浸らないほうがいいと思いますけど。)
大きい語学学校は日本人カウンセラーもいるので、いざとなったらその人に相談することもできます。

これで、ほとんど何の心配もなく、安全に最初の不安な一ヶ月を乗り切れますよね!



現地サポートはあんまりいらないとは思うけど…銀行口座を作ってくれると言うのだけ、英語が苦手ならはじめは魅力的ですよね。ただ、どちらにしてもサポートがほしいなら、日本で申し込んでくるよりこっちに来て、こっちの業者にその一回分の手数料払って手伝ってもらった方がはるかに安いです。荷物預かりにしても、コンピューター接続サービスにしても、一回につき何十ドルとかでやってくれます。だから、どうしても自分で無理だーということだけ手数料払ってサポートしてもらえばじゅうぶんじゃないでしょうか。



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Q   住むにはどの街がおすすめですか?
A 前にも書きくしたが、ニュージーランドは街としての特色が薄いんですよね、歴史が浅いし人口も少ないからどこもたいてい一緒に見える。どこにいってもスーパーもショッピングモールも似てるし、おんなじテナントばっかり。チャーチの大聖堂とかいっても、ヨーロッパの教会(そうとうまわりましたけど)にくらべたら、多分ガイドブックにものらないような大きさだし(ごめんなさい、チャーチの大聖堂好きな人。)
オークランドとチャーチとウェリントン比べたら、まだ新宿と渋谷のほうが違うくらいに思ってます。だから

@結構都会(オークランド、チャーチの中心近く)
A田舎の都市(多分ベイオブとかギズボーンとかニュープリマスとか中くらいの都市全部)
Bほんとの田舎と自然に近いとこ(ファームステイか、テカポみたく町の人口数百人くらいのとことか)

私にとっては大きくは、この三つのなかでどれを選ぶかだけで、あとはおんなじとおもってるんですよね…。
  
それでも私がオークランドを選んでる理由は@の中では一番大きいから(田舎とかがよくなったらBに行く可能性はあるけど、多分チャーチやウェリントンに行くことはない。@のカテゴリーではオークランドで十分だから)
それからあったかいのが好きなので、寒いチャーチや風の強いウェリントンは気候的に避けたいから。

以上なんですね。あとチャイマで白菜や豆腐も買えて便利だとか。
  
さらに@のカテゴリーで、オークランド地区の中であえて私が好きなところをあげれば、雰囲気ではノース(ハーバーブリッジの向こう)が道路が広々してて好き。7.8ヶ月住んでましたし。渋滞さえ避けられるなら、毎日ハーバーブリッジ越えるのも好きだったし。
 他は
@治安の関係でマオリがあまりに集中して住んでるとこはさけたい
Aモーターウェイの入り口に近いと便利
B朝晩の渋滞を避けられるとこ
C職場や学校などに行きやすい

これだけ満たしてれば、あとは何でもいいんですけどね…だから、街として特にどこがいいとかほんとにないんですよ。どこも一緒。
正直言って、私は結構歴史のある、ごちゃごちゃした町並みがすきなので、ニュージーランドでは難しいんです。日本では、東京と名古屋と京都どこがいいか?といったら、いろいろ特色があって色んな意見もでると思うんですが、ニュージーランドのなかで街をくらべるのは、私にとって、多摩ニュータウンとチバリーヒルズ(どっちも新興住宅地)どっちがいい?と聞かれて「便利なほう」という程度の違いなんですよね。

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Q   NZの郊外のドライブについて教えて下さい。
A とにかく市街地以外はすべてと言っていいほど百キロ道路です。日本のように隙間なく市街地とか何かがあるのではなくて、牧場とか山とかがずっとあって、その途中にぽつぽつ街があるという感じです。私が南を旅行した時思ったのは、「こりゃドラクエの世界だな」ということでした。何もない中に、時々スーパーと宿屋がある街が現れるって感じで…。
  
なので、ニュージーランド人は百キロで飛ばしまくって走ることになれてます。牧場のあいまでも、結構くねくねしてる道は多いです。そんな時は百キロで、どの程度の速さまで、どのくらいかけて減速すれば安全か知っている日本人は少ないと思います。日本の高速のように比較的真っ直ぐで必ず街灯のある高速とは違います。
 
私は夜街灯のない牧場地帯を走るのはいまだに恐怖を感じます。道路わきには光る塗料の塗ってある棒が道路の目安に転々とさしてあるだけであとは真っ暗。そんな中でもニュージーランド人は百キロ以上で走ります。いくら車が少ないといっても、しばらく走っていれば、走るのが遅ければ後ろに3台、5台…とたまっていくので、自分が遅いのがばればれです。いらいらされてかなり無理やり抜いていく人も多いです(こっちも百キロは出してるのに!)。
  
昼間は見通しがいいのでまだいいですが、それでも場所によっては私はいまだひやひやします。後ろから凄いプレッシャー感じるので…日本では百キロで、カーブを、いかに減速せずに曲がるかなんてした事ないですから。
でも南島走ってた時、二時間くらい走って一度も一台にも出会わず、ここで車が止まったら…とぞっとしたこともありました。
でも道路的には広いとこが多いし、走りやすいと思う事もけっこうある。南は何気ない道路走ってるときすごいきれいなとこがあったりするので、それでも私は車のがおすすめです。日本の人には、運転した事ないタイプの道で楽しいだろうなーとも思います。

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Q   NZでの車の買い方を教えて下さい。
A 個人売買も多いです。ディーラーもありますが。方法は 
  
@カーフェア
車のフリーマーケットみたいなもの。車を売りたいと思ったら、会場に行き、参加費払って、値段を貼り付け、車をおいておくだけ。見にきた人が興味があればエンジンかけてくれとか、試乗させてくれとか頼みにきます。エラズリーのはけっこう大きく て、多分200台以上は来てるんじゃないかなあ。毎週日曜開催。3000ドル以上と以下で分けて並べているので見やすいです。問題は、自分で車を見る目がないと、ろくでもないのつかまされる可能性あり。
  
Aトレードアンドエクスチェンジ
という新聞。毎週でてます。スーパーガソリンスタンドなどどこでもあり。これも、売りたい人が
「87 Prelude 4WS 10.000K, Black, Good condition New Tyres $2200.480-1111Andy」
とかのせるだけ。興味があればこっちがそこに電話して、見せてくれるよう頼むとたいていどこかで待ち合わせになって、見せてくれます。
でも見せてもらって思うほどよくないこともあるし、面倒なので、一度に見られるカーフェアが私は好き。いろんなクラッシックカーとかあって楽しいし。車を見る目が必要なのはこれも同じ。
でも大体の車の相場とか知るのにはちょうどいいので一度買う価値はあるかも。
  
Bオークション
ネットではなくて、自分でセリみたいのに参加する形です。オークションの前に、先に展示してある車をチェックしたり、試乗したりできるので、その段階で目星をつけておきます。
そして、時間になると、オークションがはじまり、番号順に、今まで並んでいた車がどんどんオークションにかけられていくので、気になる車が出てきたら手を挙げてビットします。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、数字の聞き取り方だけ復習しておけば挙手するだけなので、やる気でなんとかなります。
  
Cディーラー
日本と同じく道路沿いには中古車のディーラーが車並べて売ってます。個人売買より当然たかいですが、比較的ディーラーが整備してから売るはずなので、変なものつかむリスクは低いはず。
  
あとは売りたい人は、車に値段と電話番号つけたまま普通に走っているので、そういうのでいいのがあったら、その場でつかまえるか、電話番号控えておいてあとで電話します。
  
町乗りならいいけれど、NZではたいてい郊外に出たら3.4時間は走らないと次の町につかないので、あんまりパワーないと疲れます。巨大な材木積んだトラックとかいっぽんみちで抜くにはそれなりに加速しないと難しいし。
けっこう抜かねばならない状況になるので…。

わたし流 NZの中古車お値段見積もり法

基本的に、10年落ち以上の中古車を買い続けてきた経験からですが…

10年前の車から考えはじめます。
それより新しいものは、車のもとの値段や人気に左右されるからです。

条件
ごく一般的な範囲に入る乗用車(8シーターとかじゃなくて)の場合。

10年前の車、つまり、今2009年なので、1999年製が4000ドルからスタート。
あとは、1年で500ドルずつ下げていくと、ほぼ正しい一般的な中古車の値段がでます。つまり

99年(10年モノ) 4000ドル (この段階で走行10万キロ前後から)
98年 3500ドル
97年 3000ドル
96年 2500ドル
95年 2000ドル
94年 1500ドル
93年 1000ドル
これより古いものは、車の状態次第で800ドルだったり600ドルだったりいろいろ。

これを基本の値段として、うんとエンジンの状態がよくて、アラームもついてて、MP3プレイヤーもついてる、とかいうのでしたらプラス100ドル、200ドルというふうに足して考え、反対にここから走行がかなりいってたらマイナス100ドル、タイヤがうんと古ければまたマイナス200ドル、という感じでざくっと計算します。

これでほぼ間違いないと思う!

つまり、私の車は3年前に2800ドルで買ったけど、現在1500ドルくらいで売れるってことです。(で、後ろのバンパーこすり逃げされてるのと、タイヤも新しくはないので、1300〜1400ドルならまあいいか、というところ)

ただし、オークションの場合は、競る人がいれば当然もっとあがるし、だんな様がレガシーワゴンを買ったときは、異常にレガシーがたくさんリストアップされてたのでずいぶん安く買えた、とかそういうことがおこります。
 

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Q   食べ物で持ち込めないものは何ですか?
A   食品は生のもの、肉、はちみつなんかは一切ダメで、真空パックになってればたいていいいみたいです。お菓子なんかは問題ありません。
私の入国の時のこつは、必ず申告あり、のほうに並ぶことです。自分では判断できないものもあるし、オフィサーにもよるかもしれないから。
それで、食べ物はすべてだいたい一まとめにしておいて、「何をもってきたの?」といわれたら、「お菓子と調味料と…」といいながら、袋をしめします。そこにちょっと心配なものも(のりの佃煮とかきゅうりのきゅうちゃんとかマヨネーズとか)お菓子もすべていれときます。
  
私はかばんをあけられたことはなく、いつもそれでたいていOKだけど、そこでチェックされて佃煮はだめだとかいわれたとしても、別に自分で申告してみせてるわけだから、その品物を没収されるだけですむはずだからです。
申告なしのほうへいって、だめなものが見つかると、その場で200ドル罰金です。
明らかにダメなもの(果物とか)以外は、この方法で平気だと思います。

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Q   バックパッカーに泊まりたいので、探し方を教えてください。
A まず、どの町でもたいていはあるインフォメーションに行って「BBH Backpackers Accomodation」とかいてある薄いブルーの冊子をもらいましょう。 必ずあります。私はいつもこれ一冊でバッパーみつけて予約します。
  
重要なのは、この冊子のけっこうまえのほう(今手元にあるのでは12ページ)から始まってるエリア別の連絡先の真ん中あたりにかいてあるBPP Ratingという欄です。
これは、そのバッパーに過去に泊まった人の何パーセントが、またそこに泊まってもいいと思っているか、というレートです。なので、そこが80パーセントとか90パーセントとかなら、まずきれいで、かなり満足できる水準のバッパーと思って間違いありません。
  
 私の経験では、75パーセント以上が許容範囲ですね。50パーセントとか60パーセントとかは出来れは避けたほうが無難。当然高いレートのとこからみんな予約したり泊まっていくので、89パーセントのとこはいっぱいでも、まだ75パーセントのとこなら あいてる、ということがおおいですね。
  
ただ、いいとこなのに、中心からちょっと遠いからレートが低い、とかすごいいいオーナーなのに、建物が古いからかシャワーの出が悪いからか、レートが低いということもある。でも、選ぶときの参考にはかなりなると思います。連絡先や中心からの距離も正確に書いてあるし。
  
その冊子の後ろのほうのバッパー別のコメントをみると、一応やってるサービスなんかもかいてある。例えば、シティからはなれているけど、シティまでタダで拾いに来てくれるサービスとか、無料レンタサイクルがあるとか。どんな程度の自転車かはしりませんが。

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Q   ワークビザを取りたいんですが、可能でしょうか?
A 取れるといえば取れます。
多分アメリカやらオーストラリアなんかと比べたら格段に簡単です。ただ、ワーホリで来ないとまず無理です。なぜなら、どの会社でも、試しに使ってみる事の出来ない人に、ワークビザのサポートをしてくれるほど親切ではないからです。

職種を選ばなければ就職口はあるので、とりあえずワーホリの間に雇ってもらって数ヶ月働き、「この人はワークを取ってでも働いて欲しい」と思わせればジョブオファーがもらえます。

そこから今度はイミグレーションの問題になるのですが、これははっきり言って運だけです。多分比較的ワークの申請者が少ない時に、親切なオフィサーに当たればほんとにあっさり取れるし、失業率が上がってるような時に意地悪なオフィサーに当たったら多分ダメです。私が永住権の前、ワーク申請した時はイミグレがすごく厳しくて、私だけでなくその月に申請した友達全滅で、私は日本に帰って日本の大使館で申請してとりました。
でも次の月に申請した友達は一発でおりました。とにかくオフィサーは基本的にみんなlazyなので、ワーホリ期限が切れるまではまったく手続きを受け付けてくれないので手続きする月の運ですね。

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Q   NZは仕事が少ないと聞きます。仕事は簡単にみつかりますか その2
A 最近この手の質問が多いので、重複することもあるかもしれませんが、もう一度書きます。

オークランドの場合、人口は100万人です。100万人相当の人が生活している相当の仕事はあるということです。仕事がない、仕事がないという前に、あなたは何ができるのか。

それをよく考えましょう。

・英語は(やりたい職種に必要なくらい)しゃべれるのか。
・人が欲しがるような特殊なSkillsを持っているか(シェフ、大工、修理工、コンピューター等)

日本だって、不況だといっても、たくさんの求人はありますよね。普通の人にとって、「仕事がない」は、「収入や待遇などの面で、いい仕事がない」というだけのことなのと同じで(普通、何でもよければ、何かはあるはず)死に物狂いだったら、何かはあります。

例えば、ホテルのベッドメイキングだったら、言葉はあまり要りません。タクシー運転手に移民が多くなっているのも、同じ理由でしょう。

あなたが望むような職に、海外でつきたいなら、まず、英語が話せない=ある種の言語障害があるのと同じ、と自覚しましょう。あなたが日本で何かお店をやっているとして、日本語のかなり不自由な外国人を雇う可能性はどのくらいありますか?その人に、特別な何か、技術なり知識なり魅力なりなければ、それよりも普通の日本人を雇うのが普通ですよね。

更に、「英語がしゃべれる」だけでは、こっちの中学生や高校生だってしゃべれます。リスニングに関しては、小学生にだって負けるでしょう。だから、「英語がしゃべれる」自体は、ある程度はあたりまえのことで、それだけでなく、それプラス更に「何が出来るのか」が必要です。時には「日本語がしゃべれる」ということ自体が強みになりますし(日本食レストランやお土産物屋はこれにあたる)、日本で得たビジネスの知識やスキルが強みになることもあります。美容師、シェフ等技術勝負のものなら、ほとんど語学力がいらないこともありますが。

 ただ、英語に関しては大人になってから英語をはじめた私たちの多くは「ネイティブと同じ」ようにしゃべることはほとんど無理です。でも、それに関しては、意外とこちらの人は寛大で、意味さえちゃんと通じてコミュニケーションできれば、発音のひどいのや、文法の間違いなんかはあまり気にしません。
そう思って出来る限り前向きに頑張れば充分と思って頑張りましょう。

どうですか?
仕事がないのではなくて、厳しい言い方をすれば、自分のレベルが海外で仕事を得るのに充分な程ではないだけではないですか?

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Q   ツアーガイドになりたいのですが、資格や、有料の講習を受ける必要があるのですか?
A  私もツアーガイドの友達たいへんに多いのですが(長く住んでるとよくある現象)お金を払って講座を受けた友達は一人もいません。3ヶ月間、講習を受ければ仕事を紹介する、という旅行会社がありますが(スカイタワーの近くに…)、そこは要するに講習の名のもと、3ヶ月間ただ働きをさせるだけなので要注意。
 
 ちなみに私のよく知っているツアー会社では、講習(というか、当然NZの旅行業界のシステムや、話すことを学ばなければいけないから)に、当然お給料は出ませんが、2.3週間後からは、まだ簡単で安いものからですが、お金のもらえる仕事がはじまります(チェックイン、アウトのアシストやディナートランスファー等)。
 とくに経験がなくても、ワーホリメーカーでも、社会人として普通の常識があり、礼儀正しく敬語が使えて、時間が守れて、金髪でなければ採用の可能性は充分あります。ガイドや添乗員の経験があれば、それなりに有利ですが、むしろちゃんとした「日本でも通じるような社会人」であることが重要。なぜなら、こっちはNZに住んでるといっても、日本からのお客さんは、日本でお金を払って申し込んできているわけなので、日本で要求するような態度やサービスを、当然のように求めてくるからです。

そして教わりながら仕事をしていけば、ワークビザのサポートしてくれるところはかなりあります。
 季節によって仕事の量に差はありますけど、私の印象だとみんないつでもそれなりに忙しそうで、冬だからすごい暇かといったらそうでもない。こっちが冬でも日本で休みなら日本人はくるし。それに何ヶ月かやって、信頼されれば使ってくれる旅行会社が増えて仕事も増えます。
あとは需要と供給の問題で、たまたまガイドの応募が異様に多い時期ならふるいにかけられることもあるかもしれませんけど、人の回転も早いところなので、上記の条件を満たしてる人なら、いずれどこかに採用される可能性は大きいです。

 ちなみに、ここ最近では、アメリカでのテロやSARSで旅行者が激減したときは、閑古鳥が鳴いて、ガイドさんがみんな暇になってました…そういうことがなければ、いつも何かしらの仕事はあります。

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Q   新卒でこちらに来て仕事があるかどうか
A →ゆかさん(2004年5月14日)
エッセイの「就職活動の心得」にも書いていますが、私は新卒として日本で就職できるメリットというのは、是非生かすべきだと思っています。だから、本気で海外就職を考えるなら、卒業直後から海外に出るよりも、いい会社に入って2.3年社会経験を積み、資格をとり、英語力を磨き、学歴+職歴+資格+実力、そしてそれを実行する貯金、と揃えられるものは揃えて、乗り込んだほうが最終的にははやいと思っています。

そうやって来たとしても、すぐにいい仕事が見つかるというわけではありません。だからこそ、そこで1年間あるワーホリを使って、アルバイトをしたり、取れるところでワークビザを取る方向で働きながら、だんだんよい仕事を見つけていくのをおすすめするのです。

オーストラリアをはじめ、もっと人口の多い、そして日本人も仕事も多い国の場合は、また事情が違うかもしれませんが、NZの場合は、そもそも一番人口の多いオークランドでたった100万人(全人口400万人が全横浜市民と同数だから、横浜市民の4分の1程度)、その中で日本人永住者は全NZでたった5000人(ワークを入れればもっと多いですが)ですので、やはりいい仕事を見つけるちょっとしたチャンスを待つ猶予が必要なのです。

現実的には、日本語が使えることがメリットになるということで就職できるところが簡単ですよね。

1、日本食レストラン(これは誰でもなれる)
2、お土産屋さん(ちゃんとした日本語での言葉遣いとそこそこの英語力要)
3、日本人観光客向ツアーガイド(かなりちゃんとした日本語力と社会経験要)
4、語学学校カウンセラー等の学校スタッフ(学校の規模によってはちゃんとした仕事となりえる)
そして、
5、日本と関わりのある現地企業(私が働いてるのはこれ)や日本企業の現地スタッフ

などが日本語を使えることがメリットとなる会社ですね。
最終的には、待遇の面から見ても、5に到達するのが理想ですが、その前に、2,3,4あたりで一回ワークビザを取り、その間に5と同時に永住権を目指すのが一般的だと思います。
(まったく海外経験のない人が、最初から5を目指すのはかなり無理がある)

そうすると、新卒で来たとすると、何の経験もないということで、既にそこで1,2以外には就職が難しくなる可能性があります。
私のだんなさまは、日本人の採用を担当することがありますが(彼は日本人経営の会社です)、ここ数年で取った新卒の数は、ほんとに数人程度だと思います。日本ではちやほやされる新卒ですが、こちらでは資格なし、社会経験なし=言葉遣いやマナーまで教えなければならない、という感じで、よほど何かに優れているか、新卒なのになんてしっかりしているんだろう!という感じでなければ採らないからです。

自分ですすめておいて何ですが、海外でちゃんとした職場で働くには、(ちゃんとしてなくてよければ何かはありますが)、英語がネイティブでない、というハンディをはね返せる知識、経験、或いはちゃんとした日本語力が必要なのです。

だから、せっかく日本ではちやほやしてもらえる新卒という状態を、めいいっぱい利用して、自分の将来につなげるのが一番いいと思います。
卒業直後、海外に出て、こちらでそれでもなんとか仕事を見つけたり、結婚して永住権を取ったりという知り合いももちろんいるんですけど、職歴が足りなくて仕事が見つからないうちお金もつきて、その日暮らしのアルバイトをしてるうち年だけとっていく…という例も私はたくさん見ているので、どうしてもそう思ってしまうんですよね。

ほんとに海外志向がある人は、日本でぐずぐずしている期間をムダに思ってしまうかもしれませんが、ただの新卒から、ちゃんと使える社会人に、自分を格上げできる最初の2年で得られるものは特別です。しかも新卒を重視してくれるのは日本だけです。そして新卒のチャンスは二度とは来ません。そこをよーく考えてから決めたほうがいいと思います。

ただ「海外で生活さえできればいい」と思って飛び込んで来るのも一つの手ですが、一度こちらに来てしまえば、日本と同じように、最終的にはいい仕事がしたいと思うようになりますし、同じならお給料だっていいほうがいいにに決まってます。
いつか、さらに上を目指したいと思ったとき、日本でちゃんとした会社で働いておいたという経験は、必ず役に立ちますよ。

その2.3年が過ぎ、自分に充分なものが備わった時には、行動に移すのは早ければ早いほどいいですけどね。

イチかバチかで決断しなくちゃ海外生活なんてとても無理、という人もいますが、ゆかさんの場合はまだまだ若くて、準備に時間を使っても充分だと思うのでシツコク書いてみました。参考になれば。

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Q   ウェイトレスのような単純労働でワークビザがとれるでしょうか?
A →あつおさん(2004年5月20日)
ワークビザは、通常、この国で、誰でも(Kiwiでも)出来るような仕事には出ません。それは当然で、日本でも、特別仕事のできるガイジンや、ガイジンでなければ出来ない仕事(英会話教師とか)ならワークビザが取れても、それ以外の仕事でビザは発行されないですよね。ビザを出してまで、その国にいてもらう価値がないと判断されるからです。

 実際、ワークビザ申請の過程で、オーナーは必ず求人広告を出さねばならないことになってます。ヘラルドの3行広告みたいなので、充分ですが(だいたい3行分くらいで25ドル程度でした。「ウェイトレスで英語/日本語共に堪能で長期働ける人、日本料理の知識もあればなお良し」、みたいな)、それで、ワークのサポートレターに、「これこれの求人をヘラルドに出しましたが、ほとんど応募はなく、適当な人物はKiwiにはいませんでした。よって、この人のワークビザのサポートをしたいのです」と、書いてもらうのです。
(実際は、こういうルールがあるから求人広告を打つだけのことなので、例え応募が来ても落としちゃうだけなので、あまり意味がないルールだなあとは思ってますがルールはルール。)

そんなわけで、今の条件「週に3,4日、レストランでウェイトレス」でサポートレターを書いても、Kiwiじゃなくて、日本人を雇う理由がほとんど説得力はないので難しいですね。

無理にこの仕事で申請するなら、サポートレターで「レストランにはかなり日本人客が来るので、日本人の従業員がどうしても必要」と力説、さらにちゃんと週に5日フルで働いていて、年収いくら、と書いてもらう等するしかないと思います。

 常識で考えて、どんなガイジンに、ビザをとってまで日本で働いて欲しいかを考えてみてください。ただのウェイトレスとしてのガイジンはいらなくても、"フランス料理を極めた"ガイジンなら雇いたいかもしれませんよね。ただの駅員としてビザを取ろうとしても日本人でいいじゃん、と思いますけど"急増する外国人観光客対応のためにガイジンの駅員を雇いたい"なら説得力がありますよね。

それと同じで、何かしら、説得力のあるサポートレターが必要です。
あつおさんの彼女の強みになるもの、日本語はもちろん、例えばレストランの料理に日本風のものがあって、彼女がアドバイスしている、とか、学校で会計学を学んだので、レストランの帳簿つけも助けている、とか何でもいいんですが、本当に彼女を雇う必要がこんなにもあるんだ、という理由を見つけて、そこをちょっと誇張して、焦点をあてて書くことです。永住のススメの「書類作成の心得」にも書いていますが、嘘というのではなく、いかに自分をよくアピールするかのプレゼンテーション能力が必要です。

すなわち、オーナーにここまで要求するのは無理なので、自分で100%のレターを作って(書類がより立派に見えるよう、英語も正しいことが大事)、サインをもらうしかないですね。

ただ、ここまでやっても矢張り年収が問題になります。Christchurchはオークランドよりはだいぶイミグレがゆるいと聞くので、違うかもしれませんが、オークランドでしたら、最低でも2万後半-3万ドル近い年収を書いていないと、「そんなに必要な人にたったこれだけの給料なんておかしい」ということになるので難しいと思います。
 実際の年収が例えば2万2000ドルで、オーナーに「書類上だけちょっとだけかさ増ししていい?」と頼むことはできるかもしれませんけど、週3-4日では、とてもそこまでもいかないでしょうから…。

ちなみに、Kiwiのオーナーというのは、たまたまガイジンをよく雇うよ、という人でなければ何も知らないので、こちらですべて準備する必要があります(新聞広告も自分で手続きすることになるでしょう。申し込みは簡単だけど)。普通の日本人が、ガイジンを雇うのに、何の書類をどこにだすか全く知らないのと同じです。

そして、イミグレの全ては、たまたまあたった担当官の気分と、その月の申請者の数次第です。昔ワークを1度とったとき、私は完璧な書類を作っていったのに、さんざんもめた挙句(カウンターで2時間も大喧嘩)NZでは受け入れられませんでした(結局日本の大使館で取れたけど、直前まで、出すからビザの切れる直前に来いと言っていたのに、急に1度出国しなきゃお前は違法滞在者だと言い出し、日本に行かねばならなくなって、ほんとにイミグレ恨んでます。彼らは出さないといったら、どんな理詰めでいっても、向こうに非があっても、絶対に出しません。思い出すだけで、既に何年も前なのにいまだ腹が立つ)。
その月に申請した数人の友達は全滅で、次の月に申請した人は全員通ったので、単にその月の申請者が規定を越えたので、出すと口約束してたものを急に態度を変えたのでしょう。

 また、まったく同じ条件で同じお店からのサポートレターを同じ月に出して、片方だけ通るということも珍しくはありません。

すべては担当官の運次第です。
そういう意味で、ちゃんとした書類をなんとか作って出しさえすれば、たまたまゆるい月に、ラッキーな担当官にあたれば、絶対ダメかどうかはわからない、というのがNZのいい加減なところ。
しかもChristchurchは申請が少ないのでオークランドよりゆるいし、イミグレも親切だとききます。
ただ、今のままの条件では、相当のラッキーが重ならないと、難しいとは思いますけど…。
人事を尽くして天命を待つ、しかないかもしれませんね。

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Q   NZの結婚について教えて下さい。
A →conejoさん(2004年11月30日)

1.結婚祝いとしてどんな物を送るのですか?決まりなどはあるのですか?

日本と同じく、家庭用品はプレゼントとして一般的です。ただし、日本のようにお金そのもの(ご祝儀)をあげることはありえません。
よくあるシステムが、結婚するカップルが、生活雑貨やプレゼントなんかで有名なお店に行って、欲しいものリストを登録するというもの。
プレゼントする側は、その店にいけば、その二人が欲しいと登録したもののリストを見せてもらえるので、その中から自分の予算に合ったものを選んで買っていきます。そうすることで、結婚する2人は確実に自分の欲しいものをもらえるというわけです。

お店としても、一度登録してもらえれば、その人たちへのすべての結婚祝いをそこで買ってもらえるということになるので、けっこう熱心にパンフレット等作ったりしているところもあるみたいです。
でも、去年結婚したKiwiの友達は、「プレゼントもらう側なのに、これとこれとこれの中からかってこーいっ」みたいなこのシステムは嫌いだといって、利用していませんでした。
まあ、その通りだとも思うし、選ぶ手間が省けて便利という人もいるみたいだけど、ニュージーランドではけっこうポピュラーなシステムではあります。


2.結婚にかかる費用はいくらくらいですか?

日本でも、ほとんどかけない人もいれば、何百万も使う人もいるのと同じで、いろいろですけど、まあ日本の派手派手結婚式に比べれば、全体的には安いでしょうね…
役所での登録だけで済ます人もいます。

綺麗なガーデンのある邸宅や、郊外のマンション(大邸宅)でセレブラントに式を挙げてもらい、そのままパーティに突入、みたいな。いたってシンプルです。

日本が、そういう西洋式を最近真似して取り入れているのだと思うので、日本で今はやっている、式場つかわずガーデンでやったり、ハウスパーティにしたりする地味婚といわれるものが、ここでの標準だと思います。


3.他に日本との結婚式の違いはありますか?

日本の式場の結婚式みたいな大げさなことはしませんね。


4.結婚生活について何か日本との違いはありますか?

男女はきわめて平等です。女のほうが家事をやらざるを得ない、というような暗黙の了解はなく、ふつーに平等。二人とも働いていれば、二人とも家事をします。
みんな5時にはきっちりオフィスを出る、という社会だから可能なのかもしれません。
もともとニュージーランドは女が強い社会(首相も3期連続女性、現在の野党の党首も女性)なので、別に平等平等騒ぐまでもなく、そうなんでしょうね。


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Q   IELTSの参考書について
A →もぐもぐさん(2004年11月30日)
IELTSのための参考書とかあるのでしょうか?それともTOEICの参考書をつかっていても応用できるのでしょうか?

いーですね!英語の勉強頑張って下さい!
結論からいうと、トーイックのテキストは応用できません。
IELTSの本って日本では少ないんですねえ。
アマゾンで検索して出てくるのはこれだけですね。
はじめてのIELTS―英国留学試...

でも、これを見てみると、どうやらIELTSとはどういうものか、という話がメインで、模擬テストは2回分だけのようですので、他の参考書と併用するのがいいようです。
Check Your Vocabulary for English for...
Insight into Ielts Student's Book...
101 Helpful Hints for IELTS

IELTSはTOEICとは全然違います。詳しくは永住のススメの中の、IELTSについて、で述べている通りですが、TOEICは選択問題中心なのに対し、IELTSは、リスニングでも聞いて単語を書く、というようなこともあり(しかも、すべてが絶対1回しか流れない)、ライティングは自分で2本のエッセイを仕上げ、スピーキングは15分間の面接、というように、トーイックが受身の試験なのに対して、よりアクティブで、より実践的な試験といえると思います。(文法問題とかありませんし)
英語の勉強という意味では、どんなテキストでも、使って意味がないということはないと思いますが、IELTSの試験対策としては、IELTS専門の参考書や模擬試験を使う必要があります。
他にも日本で簡単に手に入るものがないか、探してみますね。

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Q   携帯は、日本から持っていったほうがいいですか?
A →mayaさん (05年3月7日)
携帯は、こちらに着てから買うので問題ないです。日本のは契約料とか、海外使用の料金が異常に高いですから…
ショッピングモールに携帯の専門のお店もたくさんありますし、専門店もあるので、買うのは簡単です。
電話会社は、テレコムとボーダフォンとありますが、毎月使用料を払うテレコムは、企業や、かなりの通話をする人のみで、一般の人はほとんどボーダフォンのプリペイを使っています。

ボーダフォンの安いものなら200〜300ドルで買って、通話料のカードをお店(デイリーとかガソリンスタンドとかどこでも)で買ってリチャージします。つまり、使わないで、人からの電話を受けるだけだったら、一度電話を買ったらずっとタダです(基本使用料なしだから)。

ただし、日本のような高性能携帯を期待しては駄目です。
日本ではカメラ付とかインターネットできるとかいうのがあたりまえですけど、こっちでは携帯はあくまで携帯で、日本であたりまえのカメラ付みたいのを買ったら、それだけで500ドル〜800ドルくらい(1000ドル以上のこともある)は平気でします。つまり、そんな高いものだれも買いませんので、まわりに持っている人はほとんどいません。インターネットが見られる携帯もありません。
テキストメッセージは送れますので、(eメールではなく、ボーダフォン同士のテキストのみ)、電話として使うか、テキストメッセージを送るか、という使い方だけ。
NZではそれで充分で、“日本の携帯はホームページが見られるよ”といったら“すごいねーでもパソコンで見ればいいじゃん”といわれるでしょうし、“カメラがついてる”と言ったら、“デジカメ使えば充分でしょ”と言われると思います。
日本は、そんな機能がついてるものがタダ同然であったりして、ほんとにびっくりするような国です。


だいたい家からかければ、市内電話は永遠にタダですし、それ以外でもテキストメッセージ(1回20セント)で充分なので、私は40ドルチャージしたら、多分4、5ヶ月はそれでもっちゃいますね。(携帯から平日夜7時前にかけると、1分で1ドル50セントもして非常に高いので、急ぎでなければほとんど使いません。使う理由もないし)。

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[余談]
よく日本から来るツアーのお客さんが、気軽にガイドさんに、「携帯かして」とか言うそうですが、こっちではほんとは非常識なことです。
平日日中は1分1ドル50セントも通話料するわけなので、例えば5分話したら、7ドル50セント=日本の稼ぎでいったら750円相当で、バイトの一時間の自給くらいその電話一本で吹き飛んでしまうわけです。NZでは、会社が携帯を持たせてくれるわけではないので、それは彼らの自腹ですから、その電話一本で、その時間、なんのために仕事してるかわからないことになり、非常にかわいそうですので、やめましょう!

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Q   オーペアはどうでしょう?
A >oyoさん(05年3月11日)
オーペアは、特に資格等はないと思います。

見つけるには、ローカルペーパーや、日本人向けの情報誌に求人が載ったり、情報センターに張り紙があったりするので、こまめにチェックして連絡することです。それから一番確実なのは、語学学校等で、オーペアしている友達を見つけ、その家がいい家なら、その人が出るときに紹介してもらうことです。これだと、先にその家のことがある程度わかっているので安心できます。
しばらく探せばこうやって見つけることは可能ですが、“絶対何日からやりたい”等かなり条件を限定して見つけようとするなら、確かにある程度紹介できるところをストックしている代理店のほうが確かだということはできます。

今まで知合いから聞いてきたオーペアの感想は、“当たり外れがホームステイ以上にはげしい”ということです。
ホームステイはお金を払っておいてもらうわけなので、食事がおいしいとかまずいとか、よく会話してくれるとかの差はあっても基本的には家ではお客さんですが、オーペアは労働の報酬としておいてもらうわけなので、その差が激しいんですね。(オーペアというと聞こえはいいですが、要するに住込みお手伝いさんであくまでビジネスですから、おうちの人にとって、特にかまってあげる必要もないわけです)

標準は1日4-5時間程度の労働、となっていますが、家事というのはほんとに人それぞれなので“子供の送り迎えと掃除と朝ごはん、夕ご飯の準備と片付け”といってもかなり労力は違います。お小遣いも、なしのところから、50ドルくれるところ、100ドルくれるところ、その家それぞれです。

私が聞いた中で、一番のあたりの家は、仕事はほとんど1日2時間程度で終わるものしか頼まれないのに、週70ドルくれていたというところでしょうか。
一番大変そうだったところは、3人の子供がいて、とにかく時間中(語学学校から帰宅した4時から、夕飯の片付けの済む8時過ぎまで)は掃除からなにから、とにかくずっと何かさせられているうえ、週末は親が食事に出るために、しょっちゅう緊急で子供の世話を頼まれるので、土日の予定も頻繁にキャンセルしなくてはならなかったというところです(その代わり、月曜の仕事は2時間減ったりはするそうですが)。

たいていは、この中間なのでしょうけれど、くじ運みたいなものですので、ある程度は覚悟しておく必要はあります。

お小遣いの問題については、労働を賃金に換算してみましょう。
学校のあと、もしも4時間バイトしたとして、NZの最低賃金が9ドルですから

 9ドル×4時間×5日-税金=157.5ドル となり、一週間の手取りが160ドル程度。
 これは、ちょうど一週間のホームステイと同じくらいの値段です(代理店通すと上乗せされ180ドル〜200ドル)。

ですから、1週間の家賃と食費=4時間の労働を等価と考えて、お小遣いがなかったとしても、けっこうあたりまえなんです。
もしもいい家庭で子供もかわいい性質の子で、お小遣いが50ドルとか出るのだったら、ホームステイ代払うよりは、毎日4時間家事をしたほうがいいかもしれませんけど、
そのへんは、やってみないとわからないんですよね…
これは代理店を通そうが、関係ありません。だいたい、最低3ヶ月ということで雇ってくれるところが多いので(あくまで仕事ですから)、うまが合わない家庭になったとしても、しばらくは頑張らなくてはならないのも大変なところです。

それから、家が仕事場ということになるので、いつも仕事しているようでくつろげない、と言ってやめた子もいました。
でも、そもそも子供や家事が嫌いではないのでしたら、いいのかな…。いい家庭にあたるかもしれませんし…

ちょっとネガティブな意見でごめんなさい。なぜかというと、私個人のことで言えば、家事は別に好きじゃないし、外で働くほうがお金もいいしそもそも好きなので、選択肢にはなかったからなんですね…(それなら、外で働いて、そのお金でホームステイに楽しく住むほうがいいと思ってました)。
でも冷静に、“Kiwiの家に住める”ということを除けば、仕事はお手伝いさんなわけですから、まずは“自分が家政婦の仕事に向いているかどうか”を考えるべきだと思っています。私が子供を作って、自分も働いていたら、オーペアを雇う立場になるかもしれませんが、やっぱり「子供好きの、お料理と掃除が得意な人」をおきたいと思うと思うので…

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Q   NZから日本への安い航空券の買い方は?
A >さちさん (06年7月28日)
日本から買う場合ほどは、大韓やシンガポールなんかを買っても値段が変わらないので私は直行便のAirNZを使います。
とりたてて、どこが安いということはないのですけど、こつは、とにかく早く予約することです。

12月に帰る場合、12月に入ってからNZ→日本往復を予約すると、だいたい2000ドル+、格安でも1900ドルします。それが3ヶ月前なら、1700ドル(うまくすれば1600ドル代)で買えたりします(予約状況によりますが)。

理由は、安いチケットから売れて行くので、12月になると一番高いものしか残っていないから。(高くても安くても、同じエコノミーで条件は一緒ですが、多少キャンセルやリファンドの期間やポリシーが違う。)

ただ、まったく同じ飛行機(便名が違うだけ)でも、共同運航のJALのほうで買ったほうが安いこともあるので要確認です。

なので、少しでも安い時期に、日本語の情報誌に乗っている代理店いくつか+こちらのSTAとかFlight centre等の格安代理店に電話して、一番安く、条件のいいところで買うようにしてます。
航空券は郵送してもらえるし(最近はe-ticketでその必要もない)、チェックやカードで支払えば来店の必要もないので、ウェリントンだろうとChristchurchだろうと、一番安いところを利用してます。
(ただし、カード支払いだと2%の手数料をこちらに転嫁される。なんか納得いかん…普通はカードを使っても、その手数料はお店側が払うのに、なんで旅行会社だけは堂々とこんなことが許されるのか?)

そのグレードのものが売り切れれば、どんどん高くなっていくだけで、今日言われた値段より、明日は高くなるということも十分あるので(直前ほど)、もし“安い!”と思うものがあったら、何日以内に発券/入金しなくてはいけないかのポリシーを確認して、とりあえず仮押さえしたほうがいいです。
このくらい値段が変わるので、ネットよりお店にいくつか電話して値段を聞いていったほうが、確実で安いです。

それから、私はエアニュージーランドのマイレージに入っているので(入会金50ドルで永久。しょっちゅう往復する人にはいいかも)、多少の値段の違いなら、JALよりそちらを使います。
日本の方で、JALのマイレージに入ってる方は逆のがいいかもしれないですね。

日本便は、ニュージーランドからアジア/ヨーロッパ入りする拠点の1つにもなるので、12月のクリスマスシーズンには混みますので、直前になるとまずウェイティングリストは確実です。(ウェイティングにのれないことすらある)
早めの予約が勝負をきめます!

 


         
既に二年以上、ニュージーランドに旅行やワーホリ等で来たいという人の質問に答えてきましたが、最近は質問の重複が目立ち、メインなことには既に答えたのではないかと思い、まとめてみました。
HPの中で、答えていないと思われる質問等ございましたら、BBSのほうへ書いてみてくださいね。
 
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