エイジュウのススメ


憧れの海外生活をするには

ワーホリ中のある日、私はNZの永住権にチャレンジしようと決めました。

理由は簡単です。
ワーホリ中の1年間は勉強したければ勉強できます。
旅行したければすればいい。
仕事をしたければ働くこともできる。
のんびりしたければ、何もしなければいい。

ところが、ワーホリが終わったら、この国に居続けるには、(一般的には)ワークビザを取って働き続けるか、学生ビザをとって学校で勉強し続けるかしか方法がないのです。
それが海外にいるということであり、ワーホリという、一生に一度だけ取れる、非常に優遇された特殊なビザがあってはじめて、上述のような、1年間何をしていてもいいという、恵まれた環境を享受できていたのです。

勉強しなければいけないとか、仕事についていなければいけないとか、そういう制約を受けたくない私は、「じゃあ永住権をとろう」と簡単に決めました。
当時は今よりさらに取得が簡単だったということもあり、大混雑のイミグレーション(通称イミグレ=移民局)とけんかしながらも、正式な申請からは4ヶ月後には永住権を取得できました。

ここでは、私の経験をふまえ、NZにLong Stayを希望する人のために、知る限りのアドバイスをしたいと思います。


   
Long Stayの最も簡単な方法

もしも30歳以下だったら、もちろんまず利用したいのはワーキングホリデーです。
本気で海外移住を考えるなら、このワーホリ期間を「のんびり遊ぶ1年間」ではなく、「就職活動期間」と考えましょう。
なぜなら、ワーキングホリデービザというのは、「どこの会社で働いてもいい」という非常に特殊なビザだからです。通常のワークビザというのは、「Aという会社で働きます」という条件の下、「Aという会社のサポート」があってはじめて持てるものなので、会社を変えたり、辞めたりすることは、即滞在できるビザを失うことにつながります。
日本でするように海外で就職活動できるのは、人生で、たったこの1年間だけなのをよく覚えておきましょう(ワーホリできる国でそれぞれやれば別ですが)。

「ワーホリ中じゃなくても、観光ビザで渡航して、それから仕事を見つけてワークビザをとればいいじゃない」 という人もいます。
確かにそれで成功する人もいますが、まず、経営者の身になって考えてください。

雇ってみても使えるかどうかもわからない人のために、会社が手間をかけてビザのサポートをわざわざしたいと思うと思いますか?
ためしに使ってみるとしても、観光ビザだったら、それは違法行為です。そんなリスクを侵してまで、会社があなたを雇いたいと思うでしょうか?
日本で、観光ビザで来ている外人を、違法行為をしてまで自分が雇う可能性が何%くらいあるか考えれば、その難しさがわかると思います。

だから、常識で考えて、よほどの経験や知識、資格でもない限り、雇う前からビザのサポートしてまで、あなたにNZにいて欲しいという会社はないと考えていいでしょう。

でも、ワーホリ中なら雇ってくれる会社は見つけられます
会社としては、ビザのサポートという面倒なしに、あなたを雇うことができるのですから、日本でアルバイト先をさがすように、贅沢いわなければ就職先は見つけられます。
一般的には日本食レストラン、土産物屋、等日本語を使う機会の多いところでの就職が簡単です。(それ以外は英語力とそれ以外にあなたの持っている能力次第)

そこでそうして働くうち、ワークビザが欲しければ、会社はワークビザのサポートをしてくれる可能性は大いにあります。
会社側はあなたが既に使える人材なのを知っているのですから。
ここまで成功すれば、少なくともワーホリの1年+ワークビザで数年はNZに滞在できることになります。
(ワークビザではかつては6年までしか滞在できませんでしたが、最近の情報では、それ以上でも多くの知り合いが更新できてるようです)

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